自動車保険の見積もりで知っておきたい用語まとめ

自動車保険の見積もりで知っておきたい用語まとめ

自動車保険の見積もりを出してもらう前にいくつかの用語を知っておくと、自動車保険各社の比較検討がしやすくなります。
ダイレクトタイプに変えてご自身で補償内容を決める予定だったり、任意保険の更新が近かったりする人はぜひチェックしてくださいね。

自動車保険の「契約」関連の用語

記名被保険者:契約した自動車を運転する主な人、契約自動車を運転する権利(不当に獲得した権利を除く)を有している人。保険料や等級に関係してきます。
所有者:「契約自動車の所有者」として車検証に書かれている人、車両保険金を受領する
契約者:損害保険業者との契約を交わす方。保険料を払う人(義務として)

まず、所有者、契約者、記名被保険者について解説します。

記名被保険者とは「契約自動車を使う人物(主に使う人物)」のことです。
そのため、記名被保険者の免許のタイプ(ゴールド免許証等)、運転するエリア、年齢など次第で保険料が変動します。

契約者とは「自動車保険の契約を損害保険業者と交わした人物」のことです。
19歳以下の方が任意保険に入るときは自分で契約者になることはできませんが、両親のどちらかに契約者として契約してもらえばOKです。

所有者とは「車検証に名前が書かれいる人」のことです。車両保険関連の保険金はこの人物が受領することになります。

これらは「必須告知事項」ですから、保険の契約期間中に変わったのであれば早急に保険業者に伝えてください。

これらの設定を調節することで保険料をダウンさせることもできます。
一例として、40歳と18歳の親子が一台の契約者を使っているとしましょう。
この際、記名被保険者を子供の方にしてしまうと、年齢のせいで保険料が跳ね上がってしまいます。反対に「記名被保険者を親にして、補償範囲に子供を入れておく」ということをすれば、保険料をダウンさせることが叶います。

しかし、親が自動車事故を発生させて事故有等級になっているのであれば、例外的に記名被保険者を子供の方にしておいた方がお得になるかもしれません。
ですから、基本的に親子で乗るのであれば親が記名被保険者になった方が良いのですが、やはり一括見積もりサービス等を活用してしっかりチェックしておくことを推奨します。

自動車保険の「使用目的」関連の用語

日常・レジャー:外出やショッピングでのみ運転する(走行距離3000~10000キロ)
業務:仕事で「1カ月で15日以上」もしくは「1週間で5日以上」運転する(走行距離10000~15000キロ)
通勤・通学:通学や通勤で「1カ月で15日以上」もしくは「1週間で5日以上」運転する(走行距離10000~15000キロ)

自動車保険では上記の3種類「業務」「通勤・通学」「日常・レジャー」のいずれかから使用目的選びます。

「日常・レジャー」は休日などの遊びやショッピングのみで自動車に乗る場合に選択します。事故率が一番低いですから、保険料もリーズナブルです。

「通勤・通学」は「1カ月で15日以上」もしくは「1週間で5日以上」、通学や通勤で自動車に乗る場合にチョイスすることが可能です。

「業務」は「1カ月で15日以上」もしくは「1週間で5日以上」、仕事のために自動車に乗る場合に選択することができます。事故率が一番高いのは「業務」ですので、、保険料も最も高額です。

ちなみに「日常・レジャーで申告したのに、実際には通勤・通学で乗る」などのことをしてしまうと補償対象から外れる場合があるので気を付けましょう。

また、1年間コンスタントに「1カ月で15日以上」「1週間で5日以上」乗っている必要もあるので覚えておきましょう。

加えて走行距離割引がある保険業者も存在していますので、年間走行距離をチョイスしておかないと見積もりの値段が提示されない場合もあります。日々の生活の中でショッピングに使ったり、医療機関に出向いたりするくらいであれば5000キロ未満でも大丈夫です。

ただ、それだけでなく土日にドライブ(合計2時間未満くらい)をするのであれば、5000キロ~10000キロにしておくのが適切です。そしてドライブの時間が2時間を超えたり、年末年始やお盆など長期休みのたびに遠方に帰省していたりする方は、10000~15000キロにしておきましょう。

自動車保険の「補償範囲」関連の用語

限定なし:誰が運転した場合でも補償の対象となる→割引は発生しません
本人限定:記名被保険者以外の運転は補償の対象にならない→約7パーセント引
配偶者限定:記名被保険者とその妻(夫)以外の運転は補償の対象にならない→約6パーセント引
家族限定:記名被保険者とその妻(夫)と、一緒に暮らしている親族、一緒に暮らしていない子供(結婚している場合は除く)以外の運転は補償の対象にならない→約1パーセント引

自動車の利用スタイルに応じて、運転手の補償範囲を適切に決めなければなりません。
一例として、一緒に暮らしていない未婚の子供が年に数回運転するなどの場合は家族限定で事足ります。
子供が帰省する予定がない・帰省しても数年に一度などの場合は、一日任意保険(コンビニエンスストアなどで簡単に契約できます)を使うほうが保険料を節約することができます。

ただ、「限定なし:割引なし」「家族限定:1パーセント引」とほとんど差がないので、自動車損保業者の中には家族限定の廃止を考えているところが少なくないようです。
ですから、現行の任意保険で家族限定にしている方は、限定なしに変えてみてはいかがでしょうか。

配偶者限定と家族限定に関しては割引率が高くなりますので、「日頃誰が運転しているか」ということを考慮して、役立ちそうなのであればぜひ利用してください。妻、夫が各々自分の自動車を持っていて、日頃は二台の自動車が稼働しているというケースでも、どちらかの自動車が一時的に使えなくなるという事は少なくありません(車検、事故など)。

「配偶者限定:6パーセント引」「本人限定:7パートナー引」であり、ほとんど違いはありませんから、ご自身も配偶者の方も自動車を運転するというのであれば、配偶者限定をチョイスすることを推奨します。

 

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