自動車の自賠責保険の補償の内容と注意したいポイント

自動車の自賠責保険の補償の内容と注意したいポイント

自賠責保険の補償の詳細と気を付けたいこと

自賠責保険の補償対象と注意点

自賠責保険はバイクや自動車を運転するのであれば絶対に加入することになるものです。 ですが「対人事故」しか補償してくれません。ですが、対人事故で被害者に重症を負わせたり死なせたりした際に、被害者に3000~4000万円の補償金を払ってくれます。 しかし、あくまで対人事故だけですから、被害者が所有している車などの物を損壊させてしまった際には、なにも補償してくれません。物損だけで数億円単位の支払い義務が発生した事例もあるので、自賠責保険だけでは不十分だと言えるでしょう。

通常、車を買う場合は、カーディーラーやカーショップなどを通じて自賠責保険に入ることになりますが、実は共済(全労災、JAなど)でも自賠責保険に加入することが可能です。 ただ、もちろんどのような流れで加入したとしても、運転中は必ず持っておかなければなりません。任意保険のロードサービスなどをしてもらう場合も、自賠責保険の証書がないとサービスを行ってもらえなくなる可能性があるので気を付けてください。

加入するとステッカーが発行されますので、バイクであればナンバープレートに、車であればフロントガラスに貼る義務があります。

怪我や入院レベルの場合の自賠責保険の補償金額の上限は?

「対人事故」であれば自賠責が補償してくれますので、怪我が原因で手術や入院をすることになったのであれば、それに関しても自賠責保険が補償してくれます。

一例として、被害者が7日間の休業と入院をしなくてはならなくなったとしましょう。このケースでは、慰謝料+休業損害+入院費+手術費が補償されることになります。 ただし、怪我の場合はトータルで120万円までしか補償されないので、足りない分は加害者本人が支払わなければなりません。

とはいえ、加害者が支払えない場合も当然ありますよ。
そういったケースでは、政府が被害者補償の支払いをすることになります。 ただし、厳しい審査が行われますから、補償請求が全て通るとは限りません。 ちなみに、任意保険の中には「相手が自賠責保険に入っていない場合(運転免許を持ってないということでしょうね)でも補償がなされるもの」も存在します。

自賠責保険に入っていない場合のペナルティは?

運転免許を持っているにも関わらず自賠責保険に入っていない場合は、違反点数6点、50万円以下の罰金、1年以下の懲役が課せられることになります。

また、自賠責保険に入っていない状態で交通事故を発生させたケースでは、任意保険では「本来の補償金額-自賠責保険における補償金額」しか補償してくれなくなるので気を付けましょう。 もちろん、飲酒運転等、運転手に過失・故意が認められる状況で事故を起こした際には、なんの一切の保険金(任意保険も自賠責保険も)が請求不可能になるので覚えておいてください。

 

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